CLOUD と Web Hosting どう違うの ?

投稿日 2015/02/13

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はじめに

日本ではよく「レンタルサーバ」なる言葉が使われますが、アメリカなどでは聞かないので、和製英語でしょうか。

要するに、データセンターのサーバをクライアント(顧客)が共有したり、時間貸ししたりというものです。

これには、クラウドとウェブホスティングがあります。クラウドの料金は基本的に従量制で仮想マシンを占有します。ウェブホスティングの料金は原則固定料金で、年ごと(月ごともある)に支払います。

クラウドの代表的なものは、Amazon Web Service (AWS) や Microsoft Azure などです。ウェブホスティングは大企業がやっているものはないように思います。


どう違うの ?

下の比較表は、代表的なクラウドである AWS と アメリカのウェブホスティング Arvixe の比較例です。

項目クラウドウェブホスティング
料金従量制が基本固定
お得感従量制なので意外に高くなる恐れあり固定なので使えば使うほど安い
使えるソフト自分でインストールできる決められたソフトしか使えない
Web サーバ自分でインストールする。使える
Linux ホスティングでは Apache を使用。Windows ホスティングでは IIS を使用。
FTP サーバ自分でインストールする使える
メールサーバ自分でインストールできる使える
SSH サーバインストール済み使える場合もある
データベースサーバ自分でインストールするか、DBサービスを利用(別料金)使える (MySQLやPostgreSQLなどフリーのDB)
アプリケーション開発開発言語は自分でインストールするPerl, PHP はたいてい使える。Python, Ruby が使える場合もある。
ただし、拡張モジュールのインストールは原則できない。
root権限ある (基本的になんでもできる)ない (制限がある)
システムの設定等原則自分で行う基本的に不要
CLI や SDKある (使いこなすにはそれなりのスキルが必要)ない
コントロールパネルある (大規模で複雑)ある (比較的小規模で簡単)
専門的知識使いこなすには高度な知識が必要ウェブサイトを作る程度なら HTML と FTP が使えればOK
性能料金プランに従い一定の性能が保障される。ディスク容量などを増やすと課金される。共有サーバなので遅くなることも有り得る。一方、ディスク容量やデータ転送量の制限がないことも多い。

結論として、目的によってどちらが有利か決まりますね。ウェブホスティングは、ウェブサイトを作るだけなら有利ですが、その他ことをいろいろやりたい場合は向きません。

 

どんな業者があるの ?

クラウド

クラウドは名だたる大企業がやってますが、企業向けが多くて個人や零細企業向けはそれほど多くないです。「クラウド」でググるとたくさん出てきます。

名前料金特徴
AWS (Amazon Webu Service)1か月0円くらいから可能(ただし1年間、それ以後は500~800円くらいから)。Amazon が運営するクラウドの代表格。無料で1年間使える。
Microsoft Azure (Windows Azure)従量制。実際使ってみないとわからないが1か月1000円以上?Microsoft のクラウド。Windows だけでなく Linux も選択可能。
GMO クラウド1か月 500 円のプランがある (それなりに性能は低い)個人や中小企業向けのようです。そのため低料金プランあり。
NIFTY CLOUD月額 2000円以上インターネットプロバイダの NIFTY が運営している。個人向けと企業向けの中間のような立ち位置?

ウェブホスティング

国内の業者は少なめです。アメリカにはたくさんあって料金も安く自由度も高いです。英語でググればたくさん出てきます。

名前料金特徴
GoDaddy$4 / month ~ (容量 100GB)もともとは低価格ドメイン登録会社。以前利用したことがある。初期費用不要。
Arvixe.com$4 / month ~ (容量 無制限)以前使っていたことがある。値段の割には品質が良かった。初期費用不要。
GMO レンタルサーバ\1000 / month ~日本の GMO が運営している。初期費用が別途必要 (\5,000)。

こんなことに注意

クラウドやウェブホスティングを利用するにはクレジットカードが必ず必要です。これは無料枠で利用する場合も同じです。無料枠といえども、無料枠の範囲を超えて使えば課金されます。したがって、無料枠の条件をよく確認することが必要です。

AWS なども含め海外の業者のドキュメント類は原則英語です。AWS などでは日本語化されているものもありますが、英語をよく理解しないと操作を間違い不用意に課金されたりすることも有り得るので注意しましょう。

プランを申し込むとき、オプションがいろいろあったりして、それがデフォルトで「オン」になっていることもあります。気を付けないと、意図せず料金が上がってしまうので注意しましょう (特に英語の場合)。

 

 


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