人気プログラミング言語ランキング 2016 AUG

投稿日 2016/08/22

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はじめに

オランダの TIOBE Software という会社がTIOBE Index というのを毎月出しています。これはインターネットのGoogle などの主要サーチエンジン(の検索数) によって計算されているそうです。

この記事を書いている時点 (2016/8) でのランキングは下のようになっていました。



感想

Java

長期低落傾向を見せていた Java ですが、今年は盛り返して1位を獲得しています。C が急落した影響で相対的に1位になったのかもしれませんが、安定していることの裏返しかもしれません。数の多い業務系システムで多く使われているので、ここ何年かは安定して1位か2位を確保するでしょうね。


C

なぜか急落しています。C++ と合わせても Java に及びません。OS などシステムプログラミングに使用されていますが、日本ではそういう案件はあまりないし、世界的にも開発が一段落して需要が減っているのかもしれません。

Java や C# に比べて難易度が高いので、プログラマの確保も難しそうです。


C++ 言語

長期低落傾向が止まらず4位の C# に近づいてきました。C 言語あるいはそれ以上に難易度が高くプログラマの確保が難しいです。日本では最近 C++ の開発案件って見かけませんね。


C#

微増して C++ に迫りました。最近では Android の開発にも使用されることがあります。Windows 系の開発ではメジャーな言語で、開発効率が高いのでもっと使われてもよさそうな気がしますが、Microsoft 嫌いの開発コミュニティーから避けられているのかもしれません。


Python

日本では Ruby 人気のせいであまり見かけませんが、欧米では人気のあるスクリプト言語です。Python は Java などと違ってブロックをインデントを使うので、{ } を使いません。このため、ネストが深くなると訳が分からなくなりますが、関数などにして深くしないようにすれば問題ないです。

文法はシンプルでわかりやすいです。

バージョン 2.x と 3.x は完全な互換性がないので、開発にどちらを選ぶか悩ましい問題です。3.x はまだサポートされてないモジュールとかあるし、2.x はいずれなくなるだろうしということで。現在のところは、まだ 2.x のほうが優勢のようです。


PHP

ウェブ開発が一段落したのかだいぶシェアが下がりました。PHP 自体の開発がバージョン 5.x で足踏みしたせいもあるかもしれません。


JavaScript

ブラウザで使える唯一の言語のわりにはそれほど伸びていません。言語仕様がよくないとかで代替の TypeScript に取って代わられる可能性があります。


Visual Basic.NET

これも Microsoft が新たに開発した言語です。それまで使われてきた Visual Basic とは互換性がないので注意が必要です。

C# とは兄弟のような関係で、C# でできることはほとんど Visual Basic.NET でも可能です。しかし、どちらかというと Visual Basic.NET は Visual Basic の資産を .NET 環境に引き継ぐという性格が強いですね。


Perl

かつてはサーバサイドで CGI を書くための人気言語でしたが、最近は PHP などにその座を奪われ、人気が低迷してます。たぶん、若い人で Perl を習得しようという方は少ないでしょうね。言語仕様が特殊でわかりにくそうですし、いろいろ短い書き方などがある反面、トリッキーで保守性が悪いというデメリットもあります。

でも、習得するとちょっとした小さなプログラムが簡単に書けるのは重宝しますね。

Perl 5.x と Perl 6 は互換性がなくて別言語と考えたほうがよいそうです。Perl 6 は利用者が少なく、実質 Perl 5.x で開発が止まった状態です。(逆に安定しているとも言える)


Ruby

上のグラフには出ていませんが、12位になっています。開発者が日本人なので国内では利用者が多くいます。

Perl のような独特の言語仕様なので、他の言語の利用者にはちょっとわかりづらいかもしれません。